文書の整形

ここでは文書の形を整えるためのタグを解説します。センタリングの仕方とかリストとか表とか,そのたぐいです。
このページで紹介するタグは DIV 以外はすべて,<P> </P> の間に入れることは出来ません。<P> や </P> を挟む事も出来ません。

センタリング,右詰め

<P> や <H1> などの場合には、センタリングしたい部分を <P ALIGN="CENTER"> とか、右詰めにしたい部分を <H1 ALIGN="RIGHT" とかするのが基本です。複数の段落などをゴソっと寄せたい場合には <DIV> というタグを使って

  <DIV align="center">
     :
  <H1>...</H1>
     :
  <P>...<P>...</P>
     :
  </DIV>

と囲むだけです。このタグは特に意味をもたない、「かたまり」を表現するタグです。

リストを作るタグ

リストというか,箇条書というか,そんなのを表示させるタグです。いろいろな種類のリストがありますが,ここでは3種類(ただのリスト,番号付きリスト,定義リスト)だけ紹介します。

ただの箇条書

これは番号が付かずに,各々の行の頭に記号が付くリストです。具体的にはこんなの。

こいつのソースはこんな風になってます。

<UL>
<LI>ただのリスト
<LI>ただのリスト
<LI>単なる箇条書
</UL>

リストにしたい部分を <UL> と </UL> で囲っておいて,それぞれの項目の頭に <LI> を付けるだけです。ちなみに UL, LI は Unordered List と List Item の略です。

番号付きリスト

各々の行の頭に番号を振るリストです。具体的にはこんなの。

  1. 番号付きリスト
  2. 番号付きリスト
  3. 順番もついてるの

こいつのソースはこんな風になってます。

<OL>
<LI>番号付きリスト
<LI>番号付きリスト
<LI>順番もついてるの
</OL>

リストにしたい部分を <OL> と </OL> で囲っておいて,それぞれの項目の頭に <LI> を付けるだけです。OL は Ordered List の略です。

定義型リスト

ある言葉とその定義って形式のリストです。こんなやつ。

定義型リスト
言葉とその定義って形式のリスト
定義型リスト
言葉とその定義って形式のリスト
定義型リスト
言葉とその定義って形式のリスト

こいつのソースはこんな風になってます。

<DL>
<DT>定義型リスト
<DD>言葉とその定義って形式のリスト
<DT>定義型リスト
<DD>言葉とその定義って形式のリスト
<DT>定義型リスト
<DD>言葉とその定義って形式のリスト
</DL>

リストにしたい部分を <DL> と </DL> で囲っておいて,定義したい単語の頭に <DT> を,それぞれの定義の頭に <DD> を付けるだけです。DL の D は definition の D かな。んで,Term とその Definition が順番にならんでいくと。

表組み

表を作るには <TABLE> </TABLE> というタグを使います。その中で行全体を <TR> </TR> で囲み,各行のタイトル(<TH> </TH>)と項目(<TD> </TD>)を並べていきます。
例えば次のソース:

<TABLE>
<TR> <TH>1行目のタイトル</TH> <TD>項目1</TD> <TD>項目2</TD> </TR>
<TR> <TH>2行目のタイトル</TH> <TD>項目1</TD> <TD>項目2</TD> </TR>
<TR> <TH>3行目のタイトル</TH> <TD>項目1</TD> <TD>項目2</TD> </TR>
</TABLE>

これを実際に使うと,こんな表が組めます。

1行目のタイトル 項目1 項目2
2行目のタイトル 項目1 項目2
3行目のタイトル 項目1 項目2

これではちょっとやりたい事と違いますか?んじゃ枠線も入れますか。
最初のタグにちょっと付け加えて,<TABLE BORDER=1> として見ましょう。指定がない時は枠線の幅が0だったのですが,BORDER でその幅を指定してやります。数字を増やせば枠線は太くなります。BORDER=1 だとこんな具合いです。

1行目のタイトル 項目1 項目2
2行目のタイトル 項目1 項目2
3行目のタイトル 項目1 項目2

他にも複数行,複数列にまたがるセルを作る事もできます。データ整理のためには絶対に必要になるとは思いますが「入門」って事で,とりあえず省略します。
要望があれば書き足しますので,お気軽に けいじわん までお知らせください。


さて,ここまでに登場したタグを使えば,かなり情報量の多いページでもうまくまとめられるはずです。これだけでは分かりやすくならない場合は,他のタグを使う前に情報を整理する事をお勧めします。はっきり言って,ここまでに出てきたタグだけでは見づらいページは他のタグを使っても分かりにくいままです。
それでも派手にしたいんじゃぁーって方はデーハーページ用解説をごらんください。


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