八木山の自宅から車で 10 分ほどのところに、三神峯公園というところがあります。広い芝生の周辺を桜の木が囲んでいて、いたって花見向きな環境でありながら、町中からは外れているので大して混雑もせず、提灯も無く酒臭くもない。 100 人超の団体で太鼓を中心に円陣を組んで呑むのも良し(今は亡き東北大学三神峯有朋寮の観桜大コムパがこれ)、暗い夜空をぼんやりと縁取る桜を愛でるのも良し、という貴重な場所なのだ。
2007/04/18 の仕事帰りにふらっと寄ってみたら、見事に満開だけど枝を揺すっても花びらが落ちないという、まさに真っ盛り。あまりに素晴らしかったので、翌 19 日の夜にデジカメ持参で出直してきました。
まずは全景を…と言いたいとこですが、何せ真っ暗だし、照明器具を搬入したわけではないので、これ以上引くとフラッシュが届きません。真っ暗な液晶ファインダーを覗きながら「うーん、きっとこのアングルで入る! ピントは多分この辺!」と呟きつつ撮るしかないのだ。
右側の写真は、木の内側から。支柱に支えられた枝が大きく広がっているところを撮ったので、仰角はわずかなモノです。こういう形の大物の木が多くて、非常に見事なのだ。
もう少し寄ってみると、こんな感じ。どの花も完全に開いているのにも関わらず、まだちっとも痛んでません。花を観るには完璧なタイミングだ。まぁ個人的には、盛りを過ぎた桜吹雪の中を…ってシチュエーションの方が好きですが。
せっかくなので、さらに寄ってみたのが左の写真。うーん、きれい。どアップをもっと堪能したい人はでかい画像でどうぞ。