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CRJ で飛んだのだ

Fairinc が使用している機材に「ボンバルディア CRJ」ってのがあります。50 人乗りの小さい機体なのだ。国内の離島以外の定期便では,(多分)一番小さい機体であります。いつもは 767-300 とか,せいぜい MD-81 とかのでかい飛行機なんで,この小さいのが気になってたのだ。でも,就航路線/便が少なくて,なかなか機会がなかった。が,2004/1/11 に,ついに大阪 - 仙台 CRJ 空の旅が実現したのであります。

見えてきた CRJ この機体,小さすぎて通常のボーディングデッキが使えません。なので,バスでそばまで行ってタラップを登るのだ。チェックインから搭乗ご案内までは(待合室がスカスカなこと以外は)通常と変わらないので省略するとして,何はともあれバスに乗ります。で,空港の端っこに停まってるんで姿の見えない CRJ に向かって出発。しばらく走ってると CRJ が見えてきた。

さらに近づく。ご覧の通り,お出迎え付きであります。おかげで大きさも把握しやすいのだ。(^^;; でかいのばっかり見慣れてるので,このサイズはかえって新鮮。
CRJ のお迎え

内部 内部はこんな感じ。これは後ろから2列目の席からの撮影なんだけど,ほぼ観光バスであります。小さくて見えないと思うけど,通路最前部ではガイドさんが一曲唄ってフライトアテンダントさんが緊急時の脱出方法を説明してます。「離着陸時には,デジタルカメラなど電子機器の電源はお切りください」…はい。

窓から見えた青空 キビキビと旋回,上昇した後,当機は水平飛行に移りました。雲の上は天気が良いです(当たり前)。月並みだけど,やっぱりきれいなのでありがちな写真をどうぞ。フラップやエルロンがあたりにうっすらとした点線状にビスが見えると思うけど,これがごく普通サイズのビスです。このウィングレットだって,上の写真からすると 1.5m あるかどうかだ。翼ちっちゃ!

夕暮れに CRJ 着陸時もデジカメの電源はお切りください。風が強い日だったんで結構揺れたけど,着陸自体は極めてスムーズ。機体が軽いと,接地後の減速も楽なのねー。帰りもステップを下りてバスでターミナルへ。バスがある程度遠ざかるまではお見送りもしてくれてました(が,写真はイマイチだったのでボツ)。空港を出た後,滑走路が見えるとこまで行って翼を休める CRJ がこれだ。時間的にも風景としても「お疲れ!」って感じです。それにしても,ワンボックス車なんていう日常的なモノが一緒に写ってると,小ささをひしひしと感じるなぁ。

車もそうだけど,やっぱり乗り物はキビキビ動く方が楽しい。時間が合う限り,できるだけ CRJ に乗ることにしようっと。ちなみに乗客数が少ないせいか,フライトアテンダントも親切でした。目も行き届くし,余裕もあるし,マスプロサービスにならずに済んでるって感じ。客の中にはかなりの率で常連客もいるようで,子供連れに「あらー,◯◯ちゃん,大きくなったねー」なんてやってて,それがまたアットホーム感を強調してました。ま,それが気に入るかどうかは人それぞれだろうけど。

おまけ

津田さんによる CRJ 搭乗記 「神戸の友人宅に行く


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