*********************************** InuKWIC version 1.1 README Copyright (C) 1998-2000 Dai Sato***********************************
Jan 28 2000
KWIC (KeyWord In context) とは,あるキーワードを前後の文脈ごと取り出し,リストアップする物を指します。InuKWIC は,これを Macintosh 上で実現したものです。
佐藤 大(東北大学大学院国際文化研究科)
添付した COPYING の著作権は
Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA
です。その他のファイルの著作権は作者である佐藤大にあります。これらは COPYING に書いてある GNU General Public License にしたがって,自由に使用,配付,改変する事が出来ます。改変の場合には,後学のためにその内容を知らせていただけると助かります。
解凍するだけです。置き場所の制限などは特にありません。
まず InuKWIC を起動します。最初に現れるウィンドウ(メインウィンドウと呼びます)で,検索したいキーワードと前後の文脈を何文字づつ取るかを指定します。"Search" ボタンをクリック(Return key でも可)すると検索対象ファイルを指定するダイアログが現れます。左側のリストから対象ファイルを選択し,"Add >>" ボタンで(もしくはダブルクリックで)右側のリストに追加します。開いているフォルダの中の全てのテキストファイルを追加したい場合には "Add All >>" ボタンをクリックします。間違ったファイルを追加してしまった場合にはそのファイルを選択した状態で "<< Delete" ボタンで(もしくはダブルクリックで)削除します。検索対象のファイルの指定が終わったら "Search" ボタンをクリック(Return key でも可)して,検索を実行します。
検索が終了すると新しいウィンドウが開き検索結果が表示されます。それぞれの行をダブルクリックすると,その行のキーワードが見つかったファイルを開き,キーワードををハイライト表示します。検索結果は File メニューの "SaveList" でテキストファイルとして保存できます。この際,各行の表示されている3項目(前文脈部分,キーワード,後文脈部分)の他に,元のファイル内でのキーワードの位置(先頭からの byte offset),元のファイルのパスがタブ区切りで保存されます。このファイルは Excel などにそのまま読み込む事が出来ます。
保存しておいたファイルを表示させたい時は,File メニューの OpenList から該当ファイルを指定します。
MacOS7.1 (Centris 660AV)!"MacOS 8.1 (Performa 588) 及び MacOS 8.6 (PowerMacintosh 9500/132) で動作確認済です。同梱の InuKWIC-1.1.0 は fat binary です。
1000/01/28 Version 1.1 公開
1998/12/21 Version 1.0 公開