mixi のサボテンコミュの人に譲ってもらったタネで、久々に実生をやるのだ。今回は混合タネじゃなく品種が既知で正しい完成図が分かる (^^;; ので、育て方が正しいかどうかが判定できます。mixi のサボテンコミュからは他にもいろんな情報を得たので、その実地演習という意味でも楽しみだ。
今回譲ってもらったタネは、翠晃冠 (30 粒)、青王丸 (50 粒)、マリーパトリシア (50 粒) の3種類。写真も左からこの順。どれも小さいタネですが、翠晃冠はひときわ小さい。
苗床に使ったのは青苗コンテナ 2.2L。ほぼ B5 版サイズであります。これに、下から軽石中粒 1.5cm(鉢穴塞ぎ)、サボテン培養土 2cm、川砂 0.5cm くらいを詰めて、殺菌のために2分半ほど電子レンジでチンしてみました。で、バットに置いて腰水して十分に水をしみ込ませて、タネをパラパラと蒔いて、半透明のクリアフォルダ(やや矛盾してるけど (^^;;)を被せて完了。これで遮光と湿度キープをするのだ。種まきしたのは、2007/04/30。
種まきから3日後の 5/3 には、よーーーく見ると皮が破れてるっぽいタネ(マリーパトリシア)が発生。目一杯近寄って小さいタネを撮影したのが右の写真だ。…って、見えませんか。見えませんね。(^^;; 無理矢理拡大したのを見ると、見えた気分になれます。きっと。
それはともかく、5/4 にはちゃんと発芽が始まった。第1号は青王丸。翌 5/5 には他も続々と発芽して 15 本ほど、さらに 5/6 には、一番小さい翠晃冠も含めて 30 本ほどの芽が出ました。この調子で続いて欲しいものだ。
左から、苗床の全体像、その一部拡大、翠晃冠の小さ〜い芽、逆さまに発芽して苦しむ青王丸(おい)。
左から、5/4, 5, 6 の第1号芽。
発芽数はかなり増えてきた。発芽数/播種数が翠晃冠 25/30、青王丸 30/50、マリーパトリシア 25/50 という感じ。ここ数日は気温が今ひとつで発芽数も芽の大きさも伸び悩み中なんだけど、中でもマリーパトリシアは発芽条件がシビアなような気がする。今のうちにもう少し気温が上がって芽が育ってくれないと、寒くなる梅雨時が心配だ。
5/9 の苗床の全体像左半分と右半分、角度を変えた全体像。
5/13 の翠晃冠地帯、マリーパトリシア地帯、全体像(800x600 の大きい画像)。
左から、5/7, 8, 9, 10, 12, 13 の第1号芽。
発芽数は少しだけ増えた。発芽数/播種数は、翠晃冠 30/30、青王丸 35/50、マリーパトリシア 30/50 くらい。そろそろ頭打ちかな。しかし諦めがたいので、もう少し蒸らし続けてみよう。
5/20 の翠晃冠地帯、青王丸地帯、マリーパトリシア地帯、全体像。
左から、5/15, 17, 19, 20 の第1号芽。
週の後半は寒くなってしまった。発芽数/播種数は、翠晃冠 33/30、青王丸 37/50、マリーパトリシア 32/50。来週も最高気温が 20 度そこそこの日が続きそう。うーん。
5/27 の翠晃冠地帯、青王丸地帯、マリーパトリシア地帯、全体像(800x600 の大きい画像)。
左から、5/22, 23, 24, 25, 27 の第1号芽。
今週はずっと 20 度そこそこ。新たな発芽はほとんどなし。生長もほとんどなし。
6/4 の全体像。
左から、5/29, 30, 31, 6/2, 4 の第1号芽。
気温はそれなりに高いけど、目立った生長はなし。制限要因は気温じゃないのかな?
6/24 の全体像と800x600 の拡大図。
左から、6/10, 18, 24 の第1号芽。
うーん。まぁ、徐々に伸びてはいるのだが。どうしても徒長するなぁ。
7/25 と 8/28 の全体像と800x600 の拡大図7/25, 8/28。
左から、7/10, 16, 25, 8/7, 8/28, 9/10 の第1号芽。
9/10 の翠晃冠地帯、青王丸地帯、マリーパトリシア地帯