9/29 以来,Bugbear という worm が広まっているようです。これは Klez や Nimda と同様のメールを介した感染に加え,ファイル共有を 介しても感染します。感染対象は Windows 系のほぼ全ての OS です。 感染すると,感染マシンのユーザ名やパスワードといった機密情報が 外部のマシンに送りつけられる他,外部からログインできる「裏口」 を作られなど,非常に危険な動作をします。 http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/1003/bug.htm ほぼ同時に,Opaserv という worm も登場しました。感染時の挙動は 似ているようですが,感染経路はファイル共有のみのようです。 http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/1003/opa.htm 利用している security hole は Klez, Nimda と同じく,MS01-020 として知られているものです。詳しくは Microsoft の情報を参考に してください。Internet Explorer にパッチをあてる,version up するなどで回避できます。 http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/MS01-020.asp いずれも,トレンドシステムクリーナ Ver. 3.0 で駆除できるよう です。 http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionId=4700